「海外行けないなら国内だ。北海道を走ろう。今度こそ自分のバイクで」
そう思い立ったのは6月。仕事で大きなプロジェクトが一段落する7月のタイミングで休暇をとりご褒美旅行としようと計画した。
※2018年の飛行機&レンタルバイクの北海道ツーリングはこちら
しかし、コロナ第二波がきて都民は県外に行かないほうがいい雰囲気になり7月は断念。予約したフェリーは苦渋のキャンセル。
その後、少しコロナが落ち着き都民の県またぎも大丈夫そうな雰囲気になってきた9月のシルバーウイークにリベンジを実行したのが今回の旅でした。
■旅の期間:2020/9/17-9/22(6日間)
■経路マップ
■6日間の走行距離 913km(メーター値)
フェリー(692km+754km)含めた移動距離 2,359km。
■スケジュール:
1日目:東京~新潟フェリーターミナル 約320km16時間のフェリーの旅
2日目:小樽着 ツーリングスタート
小樽~ニセコパノラマライン~洞爺湖 約155km
3日目:洞爺湖~オロフレ~支笏湖~北広島 約178km
4日目:北広島~パレットの丘~苫小牧港 約88km19時間のフェリーの旅
5日目:大洗港~ひたちなか 約30km
6日目:ひたちなか~大洗~東京(帰宅)約160km
■費用:
フェリー(デラックス+バイク輸送):66,680
ホテル3泊:36,000
高速道路:9,000
ガソリン:5,650
観光・食費・雑費:20,000
■旅を終えて:
北海道ソロツーリングはもちろん、1泊以上の国内一人旅も実は人生初めてのこと。海外にばかり目が向いていて長期の休みなら海外に行かなきゃもったいないと思っていたためだ。
初経験だらけの今回の旅で、北海道を走ることと同じくらい楽しみだったのはフェリーの旅でした。昨年のギリシャエーゲ海クルーズで船旅の楽しさを本格的に知り、日本での船旅に興味まんたん。
これが「思ってた以上に最高!」。エーゲ海クルーズ風を求めていたので部屋はテラス付きデラックスルーム1択。ギリギリローシーズンを狙ってシングルユーズ無料キャンペーンでの利用。通常、デラックスは2人部屋なのでひとり利用の場合は2人分払う必要があるがこれが免除されたのだ。
結果としてかなりコスパの高い船旅を満喫できました。
新日本海フェリーのデラックス
商船三井のプレミアルーム
豪華客船と謙遜のないレベルの部屋が23,000円で利用できた。
これを高いと感じるか安いと思うかは個々人の価値観によるが私は「安い」と感じた。乗船代も含まれていて16~19時間という長い時間を過ごすのだ。
比較対象は移動という視点では飛行機、宿泊視点ではホテル。価格は飛行機で北海道往復と同じくらい。時間がかかることをどう取るかで大きく変わる。
タイムイズマネーというけれどそれはビジネスにおいて。
ゆっくりと時間をかけて行く航路は単なる移動手段ではなく、過ごし方、捉え方次第で楽しい旅の楽しみの一部になる。
フェリー会社はこのあたりのPRがうまくいっていないように感じる。こんなに価値ある船旅という商品が、単なる移動手段としてしか売られていないのだ。だから飛行機と単純比較され「時間はかかるが安く移動できる手段」としての位置づけに未だとどまってしまう。
飛行機と比べて遥かに融通のきく日程変更や払い戻し規定も私には衝撃だった。
これ覆したく、のちに私はコンテンツをアップする。だってあまりにももったいない。
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